死体の臭い

会社から帰路中、なんともいえない生臭い腐臭と黒煙が住宅地に立ち込める。そういえば最近からすの群れが住宅地の屋根を占拠しているところに遭遇することが多くなった。「カーカー」となんとも陰気な声が山にこだまする。
2年前、自治会の年度末総会で隣山に斎場が建設される事が発表になった。隣山原住民全員の賛同を得たので、町はすぐにでも建設を始めたいとの事だった。驚いた事に出席している親の世代は反対などだれも唱えず
「これで死んでも市や別の町の斎場にお世話になることもなく、安心して死ねる」などとほがらかに喜んでいる。
各市町村の斎場は、住民票に登録されている住人から優先して焼却するため、斎場を持たない○○町の住人はお通夜終わりそうなのに斎場が決まってなかった事などがあったのだろうか。

こいつらあほか。普通斎場というのは、Bの特上B区域に建設されるものだろう。もしくは、別の箱物、図書館を設置するから、堤防を高くするからとか取引で陰陽ものを誘致するものだとかご存知ないんでしょうか。プリズム人権なんたらとか川岸に建設されているりっぱな町の建築物の横に設置するべきでしょう。
念のため住んでいる住宅地は新興住宅地であり決して特別地区ではない。
「最近の焼却炉は高性能で煙なんて出ません、風で臭いが飛んでくるなんてありませんから」と当時の自治会長は言っていたがおい！鼻削げているのか？
夕方からのあの腐臭！まさしくヒトの焼ける臭い！
斎場独特の臭いってありますよね。
ガンジス川の水が流れ聖域と信じられていたプリー村に漂っていたあの生臭い黒煙ぽい匂い。海の海岸畔で人骨、どくろがにょきっと砂浜から見えて、それはもうバーベキュー状態で1週間かけて焼いていた。
あのヒトの肉が焼かれる特有の臭いですよ。もうあほかと。
会長さんが町長筋の建設会社に買収されていれば、まだ納得いくが、親達、全くの善良さにつけこまれているだけなんですよね。
お隣のおばさんに「最近変な臭いしませんか？」とでも話題振りたいところだがみんな口裏を合わしたようにその話しないんだよね。もしかして住民B出身多いのか。いや私の出生も怪しいものですけどね、今住んでいる宅地はしかるべき金額で親が買ったものですから。今日も死体の臭いが住宅地に充満しています。

8306　3株＠955000　最悪だな