つかの間の夢

親の遺した遺品をむかつくので全部捨てようと思っていたんだが、どうせなら外人さんに二束三文で売っぱらってしまおうと考え、ebayへ出品。3月からID取ってもたもたしてたがようやく出したら、なんかwatching listに登録してるらしい人は確実に入札してきてるな。
しかし思ったより彼らは目が肥えていて、数年前の日本物なら数百ドル即入札競争、とかいうおいしい状況には・・全くといってならなかった。
ああ、ebayでうまくいけば京都に小さなお店を開こう、などという淡い夢を描いてこの数日とても楽しかったが、こんなに早くにもろくも散ってしまうとは。今日着物古着展示会に行ってきて、やた！これが仕入れってもんか。ひゃー楽しいwなどと数万円のお買い物をして、さてとやふおくとebayで参考までに同業種のページをチェック・・・

ナニコレ。この安値。誰も競ってないし、おいらの仕入れ値の半額でみんな落札してるじゃん・・・・・・・・・・着物って購入時は50万だよ。
えええええええ、やっぱおかんあふぉ・・。箪笥にぎっしり肥やしのように店頭価格の値切りもせずに気前よく購入した、趣味の悪い着物達・・。
やっぱりおかん氏ね。もうしんでるけど、あと3度ぐらいしね。

ちなみに振り袖、訪問着100万円などとディスプレイしてる京都呉服屋でも、「給料安いのにお茶会に着物きないと・・」と寂しそうな顔をすると、奥の方の棚をこっそりあけて、コーディネイトして総額10万以内に納めてくれる。

着物ってなんぼほど値札の価値ないねんと思いつつ、ネット検索すると
サガミがB反アウトレット、裁縫中国製で3万円で訪問着売ってるじゃねーか・・！
おかんはサガミで30万円で同じようなランクの着物をほいほい買っていた。あふぉかと。店員に馬鹿にされてたのに、なんか金持ってるように振る舞いたかったんだな。わしの塾代も渋っていたくせに・・。しね。