バイエル VS メトードローズ

ドイツ系バイエルは日本でだけ異常に用いられているとのことで、一時期ピアノ教室でバイエル離れがあったそうです。今はバイエルのほうが教えやすいと元に戻している教室や、もしくはバーナム、トンプソンを幼児向け入門に使用するとのこと。
わしはオペラきちがい婆に習いましたが、メトードローズ＋ハノンでした。芸術家かぶれてる先生は、フランス系でないと音楽と認めないとかなんとかでバイエル嫌いが多いようです。
半年習っても、楽譜読めない、というか全く教えない、高い月謝払ってレッスンは指の練習ばかり。なのにいきなり演奏会でチクタク時計やれとかいうし。お金どぶに捨てるようなレッスンで糞先生でした。

婆からピアノを始めてここ数週間で痛感するのは、バイエルなしはかなりきつい。
メトードローズはメロディアスで楽しいと思いますが、上達する方法というのを全く考えてない。バイエルは指の運びを考えて曲作っているので、少々指がもつれても次の節の音符はある程度予想つくし、万便に指の練習ができるようになっている。メトードローズだけでは絶対にブルグミュラーまでたどり着けない。
しかしバイエルやってて大人でもあまりのつまらさなに挫折しそう。作業ゲーのような苦行。でメトードローズも無料楽譜ダウンロードして弾いてみたらすごく新鮮。恐らくバイエルだけでは、ピアノはうまくなっても絶対的に音楽音痴になるだろうと実感……。

結論。バイエルもメトードローズも両方必要

音楽理論とかわからなくて、音大卒の人ならきちんと説明できるだろうが、曲の作成方法の考え方が１８０度違うことが弾いててよくわかる。お金と時間があるなら、両方やるべき。